
税金っていうだけで、難しい計算や手続きをしなくちゃいけなかったらどうしよう、と思っている人も多いかもしれません。
ですが、ふるさと納税は簡単な5ステップで始めることができます!
目次
ふるさと納税のやり方・始め方
ふるさと納税のやり方・始め方は
「1.自分の寄付できる上限額を調べる」「2.寄付する自治体を選ぶ」
「3.寄付する」「4.返礼品と書類を受け取る」「5.申請をする」の5つのステップです。
上限額を調べるのはネットでシミュレーションが簡単にできて、
寄付と返礼品・書類の受け取りはネット通販をする時と手間は変わらず簡単です!
お得なことや素敵な商品は嬉しいけど、難しい事やめんどくさい事だったら嫌だな、って思っている女性にも、
ぜひふるさと納税を始めていただけたらと思います。
詳しい流れは以下の通りです。
自分の寄付できる上限額を調べる
まずは自分の寄付できる上限金額を調べます。
寄付の上限額は年収や扶養家族の人数によって変わります。
上限を超えてしまうと控除されずに自己負担となってしまいます。
上限内であれば、自己負担は2000円だけで済み、
2000円を超えた部分は来年の住民税(確定申告をする場合は所得税も)として実質返金されます。
確定申告で住宅ローン控除や医療費控除などの申請を行う場合は、上限額が変わるので注意が必要です!
上限額はさとふるなどのサイトで調べることができます。寄付をする前に調べましょう。
寄付する自治体を選ぶ
寄付の上限額が分かれば、寄付先の自治体を決めます。
寄付先の決め方は
「寄付の使い道で選ぶ」「生まれ育った地域を選ぶ」
「応援したい地域を選ぶ」「欲しいもの(返礼品)を選ぶ」などがあります。
「欲しいもの(返礼品)で選ぶ」
これがもっともポピュラーな選び方かもしれません。
返礼品は飲食品・美容グッズ・雑貨・家電などからエステや旅行券・アクティビティ体験など、様々な種類があります。
自分の寄付額から気になる返礼品を選んで、寄付をしましょう。
女性におすすめのふるさと納税サイトはこちら
とにかく返礼品がかわいい!震災被害にあった南相馬市のふるさと納税サイト noma-style。
部屋着のジェラートピケや鍋のルクルーゼなど「こんなものまで!?」と驚いてしまうほどの品ぞろえです。
「生まれ育った地域で選ぶ」
名前通りふるさとに納税をする場合です。
生まれ育った古郷から進学や就職で都会に移住して、都会で納税をしている方が多くいますよね。
でも、生まれてからその地域を離れるまで、教育や医療などその地域にはお世話になったはずです。
なかなか普段は帰ったりすることのできない人たちも、簡単に故郷に恩返しができます。
自分のふるさとの自治体の返礼品を見てみると「こんな商品があったんだ!」という再発見もあるかもしれません。
有名ではなくても、ぬくもりがあったり、懐かしい返礼品も多いので、ぜひ一度調べてみてはいかがでしょうか?
「応援したい地域で選ぶ」
ふるさと納税とはいいますが、ふるさと以外の地域であっても、関係なく寄付することができます。
例えば、旅行して印象に残っている地域・映画やドラマ、アニメなどの舞台になった自治体へ寄付をする人は多いようです。
「寄付の使い道で選ぶ」
ふるさと納税は使い道が選べるものも多くあります。
例えば、茨城県つくば市や愛知県名古屋市では動物の殺処分を減らすために使うという道もあります。
ニュースによると名古屋市では2016年にふるさと納税で1100万円が集まり、
名古屋市動物愛護センターができた1985年以降初めての犬の殺処分0を達成できたようです!
その他、震災地への支援、海や森の自然保護など様々な使われ方から選ぶことができます。
普段はボランティアをする時間もなかったり、大きな寄付金をすることは難しかったりするかもしれませんが、
ふるさと納税で自己負担が2000円で出来れば、簡単にこのような社会貢献をすることもできます。
寄付(ふるさと納税)する
寄付の仕方は簡単!さとふる、noma-style、ふるさとチョイスなどのサイトで寄付できるサイトを使えば、Amazonや楽天で買い物をするのとほぼ同じ工程で寄付ができます。
具体的には名前や住所、寄付金の使い道などを記入し、クレジットカード支払いや銀行振込を行ないます。
もし、ワンストップ特例制度を使う場合は寄付する際にワンストップ特例制度を利用するという欄にチェックを忘れずに入れましょう。
返礼品と書類を受け取る
寄付をすれば、返礼品と書類が届きます。届く時期は自治体や返礼品によって様々です。
数週間で届く場合もあれば、半年以上かかる場合もあるので注意が必要です。
また、返礼品と書類も一緒に届く場合もあれば、別々で届く場合もあります。
届いて嬉しい気持ちはありますが、書類を誤って捨ててしまわないように気を付けましょう。
申請をする
申請には「ワンストップ特制度」を利用する、または、「確定申告」で申請する、のどちらかになります。
ワンストップ特例制度
申請期限・方法 |
---|
1月10日必着で郵送 |
特徴 |
自治体ごとに申請、とにかく簡単! 寄付をしたときに送られてくる書類(申告特例申請書)を記入して、マイナンバー・本人確認書類のコピーと一緒に自治体に送り返せば完了。 |
向いている人・できる人 |
・元々確定申告をする必要がない ・寄付する自治体が5団体以内 |
確定申告
申請期限・方法 |
---|
2月16日~3月15日の間に税務署に郵送か持ち込みで書類を提出 |
特徴 |
1年分まとめて申請。 毎年2/16~3/15の確定申告のタイミングで「寄附金受領証明書」確定申告書を記入して源泉徴収マイナンバー・本人確認書類のコピーをまとめて税務署に提出。 |
向いている人・できる人 |
・自営業者 ・年収2000万以上 ・副業で年20万以上の収入がある ・住宅ローン控除の手続きを行う ・5団体を超える自治体に寄付する場合 |
確定申告も面倒くさいイメージがありますが、意外と簡単です!
ふるさと納税をした際の、確定申告の必要書類は4点!意外と簡単な申告方法
届いた書類はワンストップ特例制度を利用する場合はできるだけすぐに自治体に返信する、
確定申告をする場合はまとめて保存しておきましょう。
ふるさと納税のやり方・始め方 簡単5ステップのまとめ

「自分の寄付できる上限額を調べる」「寄付する自治体を選ぶ」
「寄付する」「返礼品と書類を受け取る」「申請をする」でふるさと納税は簡単にできるね!
ちょっとした手間だけで、お得に豪華な賞品を手に入れることができて、社会貢献もできます。
是非、今年から自分へのご褒美としてふるさと納税を始めてみてはいかがでしょうか?
めんどくさいと嫌だな~